中国の住宅事情(マンション)

中国の住宅事情では、一戸建てよりもマンションが多いことを書きました。

中国での主流のマンションは、日本でいうと、2LDK~3LDKタイプです。日本では、2DK、2LDKくらいが多いでしょうか。3LDKというと、ちょっと大きめの間取りになるかと思います。

中国では、3LDKといっても日本でのイメージとはちょっと違って、一部屋目は少し大きめで、寝室として使うことが多いようです。ダブルベッドが備え付けてあります。二部屋目は、少し小さめで、備え付けのシングルベッドがあります。
3部屋目は、ちょっと小さめで、書斎みたいな部屋が多いです。夫婦の寝室、子供部屋、勉強部屋(書斎、納戸)といった使い方が多いですね。

4部屋とか、5部屋のマンションもありそうですが、実際にはほとんど見かけません。中国の都市部では核家族が進んでいて、夫婦2人と子供といった家族構成が多く、2LDK~3LDKの間取りが丁度いいサイズだからでしょう。

中国では、一人っ子政策がとられているので、大抵の家庭で子供は一人ですので、3人家族となりますので、このような間取りのマンションが多いのも納得できますね。

大都市には外国人向けのマンションもあって、海外に駐在している外国人が住んでいます。これらのマンションは中国人のマンションと同じように、家具や家電が備え付けてあります。さらに、住居者専用のプールやトレーニングジムがあったり、インタナショナルスクールの送迎バスのバス停があったりするので、家族で転勤をしてきて、子供がガ通学する時も便利ですね。

また、大抵のマンションの敷地内には小さなスーパーマーケットみたいなお店があります。中国の食品はもちろん、日本食品や韓国食品を買うことが出来ます。規模は小さいですが、日本でいう、コンビニみたいな感じでしょうか。

中国に住む場合には、中国人が多く集まるエリア、外国人が多く集まるエリアなど色々なエリアがあるので、自分自身の中国語のスキルとも相談しながら、どのエリアに住むか決めるのも良いでしょう。
日本人が多く集まるエリアでは、安心感がありますが、物価が高くなる傾向もあります。

安くて美味しい中国の食べ物を食べて、中国人の生活を経験したければ、地元の人が多く住んでいるエリアのマンションを選んで住んでみるのも良いでしょう。ただし、中国語や中国のマナー、文化などもしっかりと勉強をしておきましょう。

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