中国料理と言ったらまず思い浮かぶのが餃子!
日本の中華料店へ行くとついつい頼んでしまいますよね。
ラーメンと餃子。チャーハンと餃子。

この時よく頼むのが焼き餃子。

しかし、中国では焼き餃子は主流ではありません。
一般的に食べられているのが水餃子。
中国語では“水饺”と言います。
焼き餃子は“锅贴”と言います。

なんでも、家族団らんでは欠かせない料理なんだとか。

例えば大晦日。
中国は旧暦で新年を迎えるので、新年は毎年マチマチ。

どんなに遠くても列車を乗り継いで何日もかけて帰ります。

そして作るのが餃子。
北方では主流なようです。

中国では、焼き餃子ではなく、水餃子

具はひき肉、これは豚肉(猪肉)、鶏肉(鸡肉)、牛肉、羊肉と様々です。
そしてそれに合う野菜を入れていきます。
多くはしいたけやネギを入れます。
家庭によっては人参や大根、ニラ玉炒めなどを入れる人も。
最後に調味料を入れ、よく混ぜ合わせます。

例えば猪肉芹菜(豚肉とセロリ)
   猪肉白菜(豚肉と白菜)

などがあります。

そして包み方も様々。
ピンクの板に乗っているのを見ると一目瞭然ですよね。
家庭によって包み方が違うようです。
日本の焼き餃子と同じように包む人もいれば、すごく手の込んだ包み方をする人も。
中にはワンタンのような包み方も。

そして、たくさんのお湯を沸かした大きな鍋に一気にドボンと入れて煮込みます。
ここでも違うのが、何と調味料を使ってスープにしません。
餃子から味がしみ出してくるからいらないんですって!

煮込んでから5,6分すると確かにスープにはいい香りが。
飲んでみると味が出ている!
日本と作り方が違いますね。

よく見ると板の上には肉まんの姿も…愛嬌ですね♪

ちなみに冬至にも耳が凍らないように食べるそうです。

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