中国の朝は早いです。

朝5時頃から外は賑やかになり、散歩をする人、運動をする人などが増えてきます。

あちらこちらで湯気が立ち込め、6時7時になると朝ごはん屋さんは活気を帯び、賑わいを見せてきます。

今私が住んでいる場所の朝ご飯で一番多いものは「肉まん」と「スープ」です。肉まんは中国語で“肉包”、野菜まんは“素包”と言います。他にも「小龍包(しょーろんぽう)」、中国語で“小笼包”という肉まんの中にスープが入っているものもあります。

中国の朝ごはんの定番は、肉まんとスープ
中国の朝ごはんの定番は、肉まんとスープ

でも基本的には肉まんが多いです。他によく一緒に飲むのはスープ。

河南省の名物のスープは“フーラータン”という胡椒ベースのスープです。中国語では“胡辣汤”と言います。少しピリ辛ですが、それがクセになるという人も多いです。

他には豆乳(豆浆)、八宝粥などもあります。お粥と言っても、お米が入っているわけではありません。

写真のように茶色いスープみたいなもので、豆類が煮込まれているものです。

写真の肉まんは地方によって違うと思いますが大体1籠で5,6元(2013年10月のレートで90円~100円)くらいです。スープは1元~3元くらいです。なので、150円くらいで朝ご飯を食べることができます。

肉まん1籠6~10個くらい入っているので、一人で食べきれないことが多いです。なのでいつも2人以上で朝ご飯を食べます。

または1籠全部注文するのではなく、何元分といえば、その分だけ売ってくれます。

もし1籠注文して余っても大丈夫!そんな時は持って帰ることもできますので、無駄がありませんね。

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