中国での就職活動は、人間関係(縁故、コネ)を最優先する!?

よく言われるのが、中国は人間関係を大事にする社会だと。人間関係については、人それぞれの定義があると思いますが、

中国で就職活動をする時、コネが強力な武器になることは間違いないでしょう。

韓国人、中国人、日本人で飲んでいたときのこと。

「韓国のサムソン(SAMSUNG)電子は、中国でも良く見るけど、もし、サムソンのような大企業の幹部に、親や親戚など強力な縁故がある場合、問答無用で就職できるの?」

これを聞いたとき、かなりびっくりしました。

中国では、特に若い世代の就職活動では、友達関係、親戚、親兄弟など人間関係を頼って仕事を見つける場合が多く、個人経営や比較的小規模の会社では、コネで就職するケースが多いという。

日本の会社でも、昔はコネで入社した人とかがいたかも知れませんが、事務仕事とか誰でもできる仕事だったり、一応入社は出きるけど、仕事の自由はなかったりといった制限があったと思います。
しかも、日本は経済不況で、縁故入社を受け入れる余裕のある会社を探すほうが難しいかも知れませんね。

現在の日本では、やっぱり実力主義が根付いてきていると考えられるでしょう。

しかし、中国では、まだまだこのような人間関係を使って、仕事を見つけるケースが多いようです。

片方は採用試験を受けて、実力もある。
片方は、実力も実績も心配だけど、大事な甥っ子だから採用する

なんてケースもあるのかも知れません。

ただ、最近の中国では経済成長が目覚しく、社会全体としての考え方が関係社会を重視した考えから、ビジネスを行う上での実力重視の雰囲気に変わってきているようです。

もちろん、北京や上海などの大都市に出てくる地方出身者の方の多くは、職業紹介所で求人情報を探すケースも多いようです。

もし、中国で就職活動をするなら、人間関係を重視しながら、色々な人に合っておくことが大切ですね。
そのためにも中国語や、中国の文化をマスターして、中華料理のマナーなどに仕事のスキル意外のヒューマンスキルもしっかりと身につけておくことが大切になってくるでしょうね。

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