胸を張って言えることでもないんですが…私の学生時代の専攻は中国語でした。
4年間勉強をしたのですが、中国関連の事に興味を持っていた私は語学勉強に身が入らず、
恥ずかしい話ですが、今でも勉強を続けています。
最初に勉強したのが「拼音(ピンイン)」です。
これは中国語の音を表すもので、最初に必ず勉強するものだと思います。
第一声 ma1 高い位置で真っ直ぐに発声
第二声 ma2 低い位置から高い位置へ上げるように発声
第三声 ma3 低い位置で真っ直ぐ発声
第四声 ma4 高い位置から低い位置へ下げるように発声
まずはこの練習を大学で1週間ほど行いました。
私はこれって大事なことなのか…と疑っていましたが。
とっても大事なことなんですよね。
日本語の場合は音の高低によってその語気が変わってきますが、
中国語の場合は意味が変わってしまうんです。
例えば
【妈妈骂马吗?】(お母さんは馬を怒ったの?)
この音は全てmaと読みますが、声調が違います。
最初の「妈妈」、これは一声。
次の「骂」は四声。
そして「马」は三声。
最後の「吗」は軽く読む軽声。
これを聞いた時に、声調がどれだけ大切かわかりました。
今私がいる場所は方言がある場所で、声調も正しくありません。
でも話す時はなるべく正しい声調を使って話すようにしています。
でなければ、場所が変わった時また困ります。
方言を話せることもいいかもしれませんが、今後住む場所が変わることがある場合は声調もしっかり覚えることをお勧めします。