近年、中国の交通はどんどん変わってきました。

私が住んでいるところから北京までは500キロあります。
以前は快速で5時間半くらいかかっていました。
座って行くと疲れるし、かと言って寝台に乗ると寝たと思ったら到着。
どっちの切符を買っても疲れてしまうという有様。

しかし、最近は高速鉄道(高速铁路)が出来たおかげで、北京へ行くのがすごく楽になりました。

まず変わったのが、改札方法。
現在も快速などの従来の列車は駅員さんが切符を確認、切符切りをします。
そのため改札口は大変混雑。押し合いへし合い。
改札にもかなり時間がかかって大変でした。

それが写真のように自動改札機ができたのです!

“有蓝色票的旅客,请使用自动检票机。有红色票的旅客,请排队检票。”
(青色の切符をお持ちのお客様は、自動改札機をご利用ください。赤い切符をお持ちのお客様はお並びの上、改札をしてください)

つまり、自動改札対応の青色切符を持っていると、自動改札機を使ってOKということなんですね。
赤い切符は残念ながら、普通の紙のような切符なので、磁気対応ではなく手動改札になってしまいます。
これはどこで切符を入手するかによって、切符の種類が変わります。

そして改札を通って電車を待つとほぼ遅れることなく来ます。
遅れても、2、3分で列車が来てくれるので、ありがたいです。

高速鉄道(高速铁路)
高速鉄道(高速铁路)

乗り込んでみると、ほぼ日本の新幹線と同じ!
中にはテレビもあり、スペースも広く、ゆっくりすることができます。
足もゆったり伸ばすことができる上、椅子も座り心地がよくかなり快適です。

何より素晴らしいのは、北京まで2時間と少しで行けるようになったこと!
これはかなり助かります。

これからこのような列車が増えていくのでしょうね。
以前の列車が減るのは少し寂しい気もしますが…。

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